【本】#05 『読書間奏文』
『読書間奏文』
(著者:藤崎彩織)
藤崎彩織さんが読んだ本の一節やあらすじ、情景と、自分の生活をリンクさせたエッセイ集。
すっごい読みやすいし、藤崎彩織さんの描写の仕方が個人的にとても好きで心が踊る。
私はあんまり本を読まないもので、活字から情景を想像する集中力があまりない。でも、藤崎彩織さんの言葉は情景が想像しやすくて、知らぬ間に色んなところに飛び出し、旅をしている自分がいる。
それはきっと、藤崎彩織さんが、部屋が図書館みたいになるほど今まで沢山の本を読んできて、色んな世界をみてきたからだろう。
私も沢山の本を読んで、色んな世界を想像して、自分がどう感じたか?という感性や心と向き合って、クリエイティブな人間になりたい。
そして、自分の気持ちをもう少し素直に残していきたいと思う。
難しすぎる言葉を使わずに、親近感があって、それでいて情景描写や言葉選びがセンスに溢れていて読みやすくて。
簡単に深入りしてしまう1冊。